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プログラマーは30代で定年って本当?
インターネットではよく「プログラマーは30歳で定年間近」という言葉を見かけます。
実際の現場ではどうかというと、プログラマーさんの平均年齢は、大きな会社だと20代半ば~30代半ばで
ベンチャーだと20代後半くらいな雰囲気です。
ですが、30代で未経験入社してくる人も居ますので(1割弱くらいではあるけど)、安心してください。
これはプログラマーに限りませんが、30代での転職という時点である程度ハードルが高いのはどこも同じです。
募集さえしているのであれば、必死で追いつく事を前提に応募したら良いでしょう。
ではそもそも、30代になったらプログラマーの彼らはどこに行ってしまうのでしょうか。
1.SEになる
プログラマー→SEというのはある種定番のルートです。
1~10年くらいでプログラマーからSEになる人が多いかな。
ちなみに短期間でSEになるのがえらい、凄いという訳ではありません。
じっくりと経験を積んで目指しましょう。
2.管理職になる
管理職となり、システム開発に直接関わらない立場になる。
組織的には役職が付きますので出世かな。
プログラマーやSEをやりながら管理職という方も沢山いますよ。
3.独立する
在職中にコネクションを集め、勉強し、独立する。
1割強くらいはこうなるんじゃないでしょうか。
出版だとか製造のお仕事と違って、パソコンと身一つで独立が出来る業界ですので、
独立する人は本当に多いです。
30代の間にこれらに変化する人たちが9.5割かな。
残りの0.5割は「かなり技術に特化したプログラマー」としてプログラマーで居続けたりします。
プログラミングの事を熱心に考え勉強して来たスペシャリストです。
なんというか、職人のようです。彼らの背中は。
大きなプロジェクトになると1人は居てくれると大助かり。
生きる辞書のような扱いです(笑)
ただし、かなりの技術を持っていないと「プログラマーで居続ける」事は難しいです。
スキルが磨けない、そこまでは難しいという場合は、上記のような成長プランを考えておきましょう。
とまあ。30代プログラマーの生きる道を列挙してみました。
30代で定年というのは30代で仕事が無くなるというのでは無く、
30代の間になにかしらに変化している人が多いという事なんですね。
例えば30代未経験からプログラマーを目指す方は、このようなプランをしっかりと頭に入れておけば
プログラマーとしてぎゅっと濃い数年を送り、ステップアップして行けば安心だと思います。
10代、20代のプログラマーさんは「こんな道があるんだなあ」と知っているだけでも就業へのステップが踏み出し易くなるのではないでしょうか。